頭を小突いて自主退学

不登校、高校中退の救済を目指すサポーターの皆さん

おはようございます。やっと涼しくなってきましたね。明日は墓参りに行きます。

制服は自由、学校には自由に出入りできる。体育祭、文化祭の後は先生が飲み会に参加して、タバコ、酒を飲む。もちろん、校内でやったら、停学処分になります。普段は自由闊達に勉強をし、スポーツをする。成績不振や様々な理由で留年している人は400人中、2-3人。それでもめげずに卒業していきました。30年前、僕が通っていた頃の都立高校の様子です。

今は、公立、私立を問わず、厳しくする高校が増えております。

ちょっと前も、東京近郊に住む私立高校にかよっている男の子は友人から消しゴムを眼に当てられ、仕返しに頭を小突いたら、相手にたんこぶができたそうです。たんこぶを作った男の子は保健室に行きました。そこで、保健の先生がどこにぶつけたの?誰にやられたの?と問題視され、頭を小突いた男の子は暴力を振るったとされてしまいました。それからは自宅待機処分(無期停学)で数百枚にも及ぶ反省文を書き、自宅から一ヶ月間は外にも出ず、反省の態度を取っていました。親が一月も経ち、学校に連絡するとまだ、転学(転入、編入、転校)を考えていないんですか?と教務主任の先生に言われ、困り果て、県の教育相談に電話するものの「私立高校の事ですからね。こちらはわかりませんね。県立高校は一家転住(引っ越し)じゃないと転学は認めていないんですよ」と。それから、いろいろと検索し、当団体に連絡 http://bit.ly/oef4vP してきました。面談時、そこには疲れ切って、怒りをどこにぶつけていいかわからない、親子が居りました。すぐに、その高校は彼を辞めさせたいんだなと思いました。相談の結果、東京に住民票を移して、都立高校の転学試験を受けることにしました。猛勉強の末、見事、都立高校に合格できたのです。

皆さん、この話を聞いてどう思いますか? わたしの30年前の高校とはギャップがありすぎるんです。

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら・たかのぶ)は、一般社団法人未来自律支援機構(JADA)代表理事、認定NPO法人高卒支援会創業者。自身も小学3年生で不登校を経験し、その体験を原点に40年以上にわたり不登校・高校中退・引きこもり支援に携わってきた。 これまで1万人以上の相談に対応し、家庭訪問、生活改善合宿、学生寮、学び直し支援、就労支援などを通じて、多くの若者の社会的自律を支援している。 「子どもは必ず変われる」を信念に、学校復帰だけをゴールとせず、一人ひとりが自ら考え、行動し、社会に参加していく「社会的自律(Autonomy)」を目指した支援を実践している。 著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』『高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる』『もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる』など。近年は一般社団法人未来自律支援機構(JADA)を通じて、JADA Stage OSと7つの自律支援ステップを体系化し、国内外へ発信している。 台湾版著書も出版され、教育・福祉・行政・企業・国際社会との連携を通じて、若者の社会的自律支援モデルの普及に取り組んでいる。
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