都立新宿山吹高校の説明会 報告

不登校中学生から都立高校進学,受験&高校中退後の高校再受験,編入希望者へ
8/25日は新宿山吹高校の説明会でした。うちのスタッフのレポートを皆さんにお伝えしますね。

・9時受付、9時半スタート
・主会場:3Fの大講義室(スピーカーやモニターなどがあり、高校の教室よりも大学の教室に近い)
・備え付けの座席だけでは席が足りず、教室の空いているスペースにパイプ椅子を追加して、300名程度の保護者・生徒・教育関係者が集まった。
(人数は職員に確認済。生徒の男女比はほぼ半々の印象)

学校長挨拶

強み:
・無学年制
→先輩後輩の意識はとても弱い
→最大6年までは在学可能
→ホームルームや担任はあるがそのクラス単位で授業を受けるということはない
→学校行事も参加を奨励するものの参加義務ではない(修学旅行も希望者で実施)
・唯一の指示は「ちゃんと勉強をしなさい」

弱み:
強みを裏返すと弱み→ex.クラスで一致団結して何かをしたい!というのは難しい。

山吹概要説明

卒業要件(1)3年間在籍(2)74単位修得(3)必履修科目を履修
→一般的な全日制高校(1)が軸だが、山吹(2)を軸とした学校。
→→「小さい大学のような高校」

1つのコマは100分に設定 ※50分×2の連続授業という形
(cf.他の高校は基本的に50分、大学の講義は90分)

時間割を作るときは、生徒ひとりひとりに教員がついてサポート。
(新入学においては、入学前の3月にマンツーマンで時間割作成)

進学意欲は高い。
多いのが「近いから、早稲田行きたい」という生徒。
実際に行っていて、毎年4〜5人は早稲田に合格している。

【山吹のデメリット】
理不尽な要求に耐えるという経験が乏しい学校(我慢の耐性がつかない可能性)

【その逆。山吹の強み】
自分の決断に対する責任感は間違いなく育つ。
(朝起きて、学校に行くか行かないかからすでに決断)

山吹体験
15分×2回の体験授業。
「数学」「音楽」「体育」などの授業(ガイダンス)が10箇所で行われていて、そこに説明会参加者が興味のある授業の教室に行くという形式。

※今回は、「外国語」と「進路」に参加。

質疑応答

Q.自分の所属する部以外の授業の履修は?
A.10単位分は他の部の授業を履修してOK→自分の部で20単位+他の部から10単位=30単位(3年での卒業が可能)

Q.1〜4部で、授業の難易度差はありますか?
A.部が違っても授業のレベルは一緒。

Q.所属していない部の授業が取れるのに、なぜ1〜4部で分けて生徒を募集・選抜?
A.人数の調整。例えば、生徒全員が1部の授業に来てしまうと教室に入りきらない。

Q.カードリーダーで生徒の出席確認とあるが、大学生のように友達に頼んで出席をズルしたりはあるのか?
A.カードリーダーと合わせて教員による出席確認があるので、ズルすればすぐに発覚する。その場合はすぐに生徒指導。

Q.部によって倍率や入りやすさの違いはあるか?
A.受験雑誌などで発表されている部ごとの倍率は「第一志望」の倍率。出願時に第6志望まで書いて、志望順位ごとに振り分けられるので、数字に出ているような倍率はあまり参考にならない。

<その他メモ>
一般選抜と推薦選抜があり、一般は集団面接・選抜は個人面接。(←この春の受験は変更あるかも。)

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら・たかのぶ)は、一般社団法人未来自律支援機構(JADA)代表理事、認定NPO法人高卒支援会創業者。自身も小学3年生で不登校を経験し、その体験を原点に40年以上にわたり不登校・高校中退・引きこもり支援に携わってきた。 これまで1万人以上の相談に対応し、家庭訪問、生活改善合宿、学生寮、学び直し支援、就労支援などを通じて、多くの若者の社会的自律を支援している。 「子どもは必ず変われる」を信念に、学校復帰だけをゴールとせず、一人ひとりが自ら考え、行動し、社会に参加していく「社会的自律(Autonomy)」を目指した支援を実践している。 著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』『高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる』『もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる』など。近年は一般社団法人未来自律支援機構(JADA)を通じて、JADA Stage OSと7つの自律支援ステップを体系化し、国内外へ発信している。 台湾版著書も出版され、教育・福祉・行政・企業・国際社会との連携を通じて、若者の社会的自律支援モデルの普及に取り組んでいる。
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