大学生の引きこもりは改善できる|親の対応と本人への実動支援

「大学に入ったのだから、もう大丈夫だと思っていました」

「大学には籍があります。だから、まだ引きこもりではないと思っていました」

大学生の引きこもり相談で、私はこうした言葉を何度も聞いてきました。

一般社団法人未来自律支援機構 (JADA:Japan Autonomous Development Association) 代表理事の杉浦孝宣です。

私は40年以上、不登校・高校中退・引きこもりの子ども・若者とその家庭を支援し、1万人を超える相談・支援に関わってきました。

大学へ合格した。

高校を卒業した。

大学に在籍している。

それだけを見れば、順調に進んでいるように見えるかもしれません。

しかし、JADAが見るのは「在籍しているか」だけではありません。

朝起きているか。
食事をしているか。
歯を磨き、入浴しているか。
外へ出ているか。
家族以外の人と話しているか。
大学の授業や課題に取り組めているか。
自分の生活を自分で動かしているか。

大学に籍があっても、生活と社会との接点が失われていれば、引きこもりが進行していることがあります。

大学進学は、解決のゴールではありません。

本人が生活を整え、人とつながり、学び、働き、自分自身で人生を動かしていける状態まで見る必要があります。

JADAが最終的に目指しているのは、Social Autonomy(社会的自律)です。

目次

実際に大学教員から届いた相談|一人暮らしの学生が引きこもっている

大学生の引きこもりについては、保護者だけから相談が来るわけではありません。

2024年10月、福岡県内の私立大学で学生を指導している教員の方から、当時の不登校・引きこもり予防協会へ相談が寄せられました。

相談内容は、

一人暮らしの学生が不登校・引きこもりになるケースがいくつかあり、どう対応すればよいか悩んでいる。

というものでした。

大学の現場で実際に見られていた状態として、その教員の方は次のような例を挙げていました。

  • 友達ができず、人間関係が希薄になっている
  • 少し授業を休んだことから、勉強についていけなくなった
  • ゲームやアルバイトで生活リズムが崩れ、昼間は疲れて大学へ行けない

そして、

「大学生でも支援を受けることはできますか」

という問い合わせでした。

これは大学生の引きこもりを考えるうえで、非常に象徴的な相談です。

高校までであれば、欠席が増えると学校や保護者が比較的早く気づきます。

しかし大学生、特に一人暮らしになると状況が違います。

朝起きなくても、親には見えません。

授業へ行かなくても、毎回家庭へ連絡が来るとは限りません。

食生活が乱れても分からない。

夜中までゲームをしていても止める人がいない。

最初は数回の欠席だったものが、

欠席
↓
学習の遅れ
↓
昼夜逆転
↓
友人との接点減少
↓
大学へ戻りづらくなる
↓
部屋中心の生活

という形で進んでいくことがあります。

大学に合格できる学力があっても、引きこもることはある

私はコロナ禍にも、都内の難関私立大学へ進学した学生の引きこもり支援に関わりました。

本人は大学へ合格しました。

ところが、入学式に出席することができませんでした。

その後、学生寮で生活していたものの、寮の部屋に引きこもる状態になりました。

大学へ合格する学力はありました。

しかし、

朝起きる。
部屋から出る。
人と会う。
授業へ行く。
新しい環境に適応する。

という生活面・社会面の課題は、学力とは別です。

これは私が、

「大学合格=不登校・引きこもりの解決」

とは考えない理由の一つです。

現在支援中|通信制高校から通信制大学へ進学しても、引きこもりは続いていた

そしてこれは過去の話だけではありません。

JADAでは現在も、通信制大学に在籍する大学生の引きこもり支援を行っています。

この若者は、高校時代から通信制高校に在籍していました。

しかし高校在学中から昼夜逆転が進み、ゲーム中心の生活となり、家庭の中へ閉じこもる状態になっていきました。

生活面の崩れも深く、約3年間、歯磨きや入浴ができない状態が続いていました。

その後、通信制大学へ進学しました。

しかし、

通信制高校を卒業した。

大学へ進学した。

大学に在籍している。

という事実だけでは、本人の生活や社会との接点は回復しませんでした。

JADAでは現在、この若者への実動支援を続けています。

そして最近、小さくても非常に重要な変化が出てきました。

長期間できなかった歯磨きをするようになりました。

さらに、マイナンバーカード取得に向けて、本人が証明写真を撮影するところまで進んでいます。

「歯を磨いた」

「写真を撮った」

それだけを見ると、小さな出来事に見えるかもしれません。

しかし、約3年間セルフケアが止まり、社会との接点を失っていた本人にとっては違います。

歯を磨く。

身だしなみを整える。

証明写真を撮る。

公的な手続きに向けて動く。

これは、

「自分の生活を自分で動かす」

というSocial Autonomyへ向かう土台です。

「大学生だから大丈夫」ではなく、現在地を確認する

JADAでは、年齢や在籍状況だけで本人の状態を判断しません。

5-Stage Assessmentを使い、生活と社会との接点から現在地を整理します。

Stage 1|大学へ行き渋る

欠席が出始めているものの、生活リズム、外出、家族との会話などは維持されています。

Stage 2|欠席が増え、生活が乱れ始める

起床時間が遅くなり、ゲームや動画の時間が増え、大学との接点が弱くなり始めます。

Stage 3|社会との接点が大きく減る

昼夜逆転し、大学へほとんど行かず、家族以外との交流も減っていきます。

Stage 4|自室中心の生活になる

部屋からほとんど出ない、親と話さない、入浴しない、歯を磨かないなど、基本的な生活まで崩れることがあります。

Stage 5|長期間、社会との接点を失う

大学、仕事、友人などとの関係が長期間途切れ、家庭だけで状態を動かすことが難しくなっています。

特にStage 3以上では、親が声のかけ方を変えるだけでは十分でない場合があります。

本人と家庭の外に、新しい人との接点をつくる必要性が高まります。

「大学には籍がある。でも、この生活のままで本当に大丈夫なのだろうか」

そう感じたら、復学・退学を決める前に、まず本人の現在地を確認してください。

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大学生の引きこもりを動かす「特効薬」があるとすれば

引きこもり支援に、誰にでも効く万能な方法があるわけではありません。

ただ、40年以上この仕事をしてきた私が、あえて「特効薬」という言葉を使うとすれば、大学生年代の引きこもり支援で非常に重要だと考えている組み合わせがあります。

元引きこもり・同年代の若者によるアウトリーチ

×

親へのコーチング

です。

引きこもっている大学生に、

「大学へ行きなさい」

「いつまでこの生活を続けるの」

「将来どうするつもりなの」

と親が繰り返しても、本人には届かなくなっていることがあります。

本人自身も、多くの場合、頭では分かっています。

「このままではいけない」

「大学へ行かなければ」

「働かなければ」

「生活を変えなければ」

分かっているのです。

しかし、

分かっていることと、実際に動けることは別です。

長く引きこもれば、

朝起きる。

着替える。

玄関を出る。

電車に乗る。

人と話す。

大学へ行く。

アルバイトへ応募する。

こうした一つひとつの行動のハードルが非常に高くなります。

だから同年代のピアサポートが重要になる

そこでJADAでは、本人と年齢が近く、引きこもりを実際に経験した人が本人との接点をつくることを大切にしています。

JADAのスタッフ 大倉星耶 も、かつて引きこもりを経験しました。

現在は、その経験を生かして家庭訪問や同行支援など、本人への実動支援を行っています。

また、JADA Success Hubの成功事例に登場するN君も、約2年間の引きこもりを経験しました。

N君は家庭訪問を重ね、生活改善、通信制高校での学び、海外留学などを経験し、現在は大学生になっています。

そして今では、自分と同年代の引きこもりの若者への訪問支援にも実際に参加しています。

かつて支援される側だった若者が、今度は次の若者のところへ会いに行く。

これはJADAにとって重要なEvidenceです。

本人から見れば、

親でもない。

大学の先生でもない。

「正しいこと」を説明するだけの大人でもない。

それでも、

「自分も部屋から出られなかった」

という経験を持つ人です。

最初から将来について話す必要はありません。

ゲームの話をする。

雑談する。

一緒に食事をする。

コンビニまで行く。

少し外を歩く。

そうした接点から、家族以外との人間関係をつくり直していきます。

本人へ会いに行くのと同時に、親へのコーチングを行う

ただし、ピアサポートだけを行えばよいわけではありません。

本人へのアウトリーチと同時並行で、親にも具体的なコーチングを行います。

どのように声をかけるか。

どこまで本人に任せるか。

食事をどうするか。

ゲーム・スマートフォンをどう扱うか。

お金をどう渡すか。

起床を親がどこまで手伝うのか。

本人が動き始めた時に、親が先回りしすぎないか。

こうした家庭環境も同時に整えます。

これがJADA Support Philosophyです。

Parent Coaching × Direct Support for the Young Person

親へのコーチング × 子ども・若者本人への実動支援

親だけを変えようとするのでもありません。

本人だけを変えようとするのでもありません。

家庭の環境と、本人の社会との接点を同時に動かします。

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支援理論ではない|元引きこもりが、次の引きこもりを支えているEvidence

JADAでは、この考え方を理論として説明するだけではありません。

実際に引きこもりを経験した本人、家族、そして現在支援する側になったスタッフの言葉を記録しています。

N君本人|69回の訪問を経て、なぜ部屋から出られたのか

約2年間引きこもっていたN君本人が、自分がどのように部屋から出られるようになったのかを振り返っています。

現在は大学生となり、自分と同年代の引きこもりの若者への訪問支援にも参加しています。

大倉星耶|元引きこもりから、支援する側へ

JADAスタッフの大倉星耶自身も、引きこもりを経験しています。

現在はその経験を、家庭訪問や本人への実動支援に生かしています。

N君のご家族|2年間の引きこもりから海外留学へ

本人だけではなく、ご家族側から見た支援の経過も記録しています。

本人へのアウトリーチと、家庭側の関わりを同時に変えていったことが重要でした。

大学生の引きこもりは、どれくらいで解決しますか?

これは保護者から非常によく聞かれる質問です。

私は40年以上の支援経験から、一つの経験則をお伝えしています。

引きこもっていた期間と同じくらい、あるいはそれ以上の時間が必要になることがあります。

例えば、3年間引きこもっていた若者であれば、生活と社会との接点を十分に取り戻すまで3年以上を要する場合もあります。

もちろん、全員が同じ時間を必要とするわけではありません。

しかし、3年間ほとんど人と関わらず、生活リズムも崩れていた人に、

「来月から毎日大学へ行こう」

「すぐ就職しよう」

と求めても、現実的ではないケースがあります。

本人は頭では分かっているのです。

それでも、身体と行動がついてこない。

だからこそ、

一緒に話す。

一緒に外へ出る。

一緒に食事をする。

一緒に次の行動へ進む。

というピアサポートが重要になります。

引きこもりからの回復は、大学へ復学すれば終了する短距離走ではありません。

生活を整え、人と関わり、学び、働き、自分の人生を自分で動かしていくための長いリハビリとして考える必要があります。

大学生の引きこもりを7 Steps to Autonomyで考える

STEP 1 親コーチング&ステージ判定

まず家庭から相談を受け、本人と家庭の現在地を整理します。

STEP 2 アウトリーチ(家庭訪問)

本人が相談場所へ来られない場合は、必要に応じて支援する側から本人との接点をつくります。

STEP 3 生活改善・環境調整

昼夜逆転、食事、入浴、セルフケアなど、生活の土台を整えます。

STEP 4 学び直し支援

大学への復学だけに限定せず、本人の現在地に合わせて学び直しを考えます。

STEP 5 社会接点づくり

同年代のピアサポート、外出、アルバイト、ボランティアなど、家庭外との接点を増やします。

STEP 6 進路・社会参加支援

復学、大学の変更、アルバイト、就職など、本人に合った次の進路を具体化します。

STEP 7 Social Autonomy

最終的には、大学へ戻ることだけではなく、本人が自分で生活し、学び、働き、社会の中で役割を持てる状態を目指します。

「本当に引きこもっていた本人が、そこまで変わることがあるのか」

そう思われた方は、JADAの実際の成功事例をご覧ください。

JADA Success Hub|22の成功事例を見る

JADA Support Philosophy|親コーチング × 本人への実動支援

元引きこもりの支援スタッフ|大倉星耶プロフィール

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よくある質問|大学生の引きこもり

1.大学に進学していても、引きこもりになることはありますか?

あります。

JADAには実際に大学教員から、一人暮らしの学生が不登校・引きこもりになるケースについて相談が寄せられています。

友人関係の希薄化、欠席からの学習遅れ、ゲームやアルバイトによる昼夜逆転など、複数の要因が重なって大学との接点を失うことがあります。

2.学力の高い大学へ入れた子でも、引きこもりますか?

あります。

JADAではコロナ禍に、難関私立大学へ入学したものの入学式へ出られず、学生寮の部屋に引きこもった学生の支援にも関わりました。

学力と、生活を整え、人と関わり、新しい環境へ適応する力は別に考える必要があります。

3.通信制大学なら、引きこもりになりにくいですか?

必ずしもそうではありません。

JADAでは現在も通信制大学に在籍する大学生の引きこもりを支援しています。

通信制大学は本人に合えば有効な学び方ですが、通学や対面交流が少ないことで、もともと外出や対人関係に課題がある若者では家庭内だけで生活が完結してしまうこともあります。

4.大学生なのだから、本人が自分で動くまで待つべきですか?

状態によります。

本人の意思を尊重することは重要ですが、昼夜逆転、長期間の欠席、外出の減少、人との接点の消失、セルフケアの低下などが重なっている場合、期限なく待つことで状態が固定するケースがあります。

「本人に任せる」と「何もしない」は同じではありません。

5.大学生の引きこもりに「特効薬」があるとすれば何ですか?

万能な方法はありません。

ただ、杉浦孝宣が40年以上の支援経験から特に重要だと考えているのが、

元引きこもり・同年代によるアウトリーチ

と、

親へのコーチング

を同時に行うことです。

本人の社会との接点と、家庭環境の両方を動かします。

6.なぜ元引きこもりの若者によるピアサポートが重要なのですか?

本人にとって、自分と似た経験をした人だからです。

JADAスタッフの大倉星耶自身も元引きこもりです。

また、約2年間引きこもっていたN君も現在は大学生となり、同年代の引きこもりの若者への訪問支援に参加しています。

「自分も同じだった」という人が会いに来ることが、家族以外との最初の社会接点になることがあります。

7.アウトリーチでは何をするのですか?

いきなり復学や就職を迫るわけではありません。

まず会う。

話す。

本人が好きなゲームなどの話をする。

一緒に外へ出る。

食事をする。

こうした小さな接点から始めます。

本人が相談室へ来ることを前提にせず、必要に応じて支援側から接点をつくります。

8.親にはどのようなコーチングをするのですか?

声のかけ方だけではありません。

生活基準、起床、食事、ゲーム・スマートフォン、金銭、本人に任せる範囲、親が先回りしている部分などを具体的に整理します。

本人への実動支援と家庭側へのコーチングを同時に進めます。

9.歯磨きや証明写真のような変化でも成果と言えますか?

長期間引きこもっているケースでは、重要な前進です。

現在支援している通信制大学生は、約3年間、歯磨きや入浴ができない状態が続いていました。

最近は歯磨きをするようになり、マイナンバーカード取得に向けた証明写真の撮影にも取り組んでいます。

セルフケアや公的手続きへ向けた行動は、自分の生活を自分で動かすための土台になります。

10.保護者は最初に何を確認すればよいですか?

大学へ行っているかどうかだけではなく、

  • 睡眠・起床
  • 食事
  • 入浴・歯磨きなどのセルフケア
  • 外出
  • 家族との会話
  • 家族以外との接点
  • 大学の授業・課題・単位
  • ゲーム・動画の時間
  • アルバイトや社会活動

を確認してください。

そのうえで5-Stage Assessmentを使い、現在地に合った支援を考えます。

11.大学生の引きこもりを解決するまで、どれくらい時間がかかりますか?

一概には言えません。

ただ、私は保護者や相談者に、40年以上の支援経験から一つの目安をお伝えしています。

引きこもっていた期間と同じくらい、あるいはそれ以上の時間が必要になることがあります。

例えば3年間引きこもっていた若者なら、社会との接点を十分に取り戻すまで3年以上を要する場合もあります。

本人は頭では「変わらなければ」と分かっていても、なかなか行動に移せません。

だからこそ、同年代や元引きこもりによるピアサポートが重要です。

一緒に話し、一緒に外へ出て、一つずつ行動を積み重ねます。

JADAでは焦って大学復帰だけを求めず、Social Autonomyまでを見据えて支援します。

相談して終わりではない|必要な家庭は「実際の支援開始」へ

JADAのWebサイトの目的は、記事を読んでもらうことだけではありません。

無料相談件数を増やすことだけでもありません。

本人の状態を正しく確認し、必要な家庭には実際の支援を開始することです。

大学生の引きこもりでは、

保護者だけが相談する。

本人は動かない。

また数か月待つ。

再び相談する。

という状態を繰り返している間に、引きこもり期間が長くなることがあります。

JADAでは、

5-Stage Assessmentで現在地を確認する。

親へのコーチングを始める。

必要に応じて家庭訪問で本人との接点をつくる。

生活改善を進める。

ピアサポートで外との関係をつくる。

学び直しやアルバイトへ進む。

進学・就職・社会参加へつなげる。

という形で支援を組み立てます。

大学へ復学することが本人に合っていれば、復学を支援します。

大学以外の道が本人に合っていれば、その選択肢も一緒に考えます。

ゴールは「大学へ戻すこと」ではありません。

本人が自分の生活と人生を、自分自身で動かしていくことです。

大学に在籍していることと、社会の中で生きていることは同じではない

高校を卒業した。

大学へ合格した。

通信制大学に在籍している。

それ自体は大切なことです。

しかし、それだけで引きこもりが解決したとは言えません。

朝起きる。

自分の身の回りを整える。

外へ出る。

家族以外の人と話す。

失敗しても、もう一度挑戦する。

学ぶ。

働く。

社会の中で自分の役割を持つ。

私は40年以上、こうした一つひとつの行動を取り戻していく若者たちを見てきました。

本人が頭で分かっていても、一人では動けないことがあります。

だから支援者が会いに行く。

同年代の元引きこもりが隣を歩く。

その一方で、親も家庭での関わり方を変えていく。

それが、

Parent Coaching × Direct Support for the Young Person

です。

引きこもった期間が長ければ、回復にも時間がかかる場合があります。

だからこそ、早く本人を大学へ戻すことだけを焦るのではなく、小さな行動を一つずつ積み重ねていきます。

JADAが目指す最終地点は、Social Autonomy(社会的自律)です。

親が諦めない限り、JADAも諦めません。


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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら・たかのぶ)は、一般社団法人未来自律支援機構(JADA)代表理事、認定NPO法人高卒支援会創業者。自身も小学3年生で不登校を経験し、その体験を原点に40年以上にわたり不登校・高校中退・引きこもり支援に携わってきた。 これまで1万人以上の相談に対応し、家庭訪問、生活改善合宿、学生寮、学び直し支援、就労支援などを通じて、多くの若者のSocial Autonomy(社会的自律)を支援している。 「子どもは必ず変われる」を信念に、学校復帰だけをゴールとせず、一人ひとりが自ら考え、行動し、社会に参加していくSocial Autonomyを目指した支援を実践している。 著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』『高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる』『もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる』など。近年は一般社団法人未来自律支援機構(JADA)を通じて、Autonomy Stage OSと7 Steps to Autonomyを体系化し、国内外へ発信している。台湾版著書も出版され、教育・福祉・行政・企業・国際社会との連携を通じて、若者のSocial Autonomyを実現する支援モデルの普及に取り組んでいる。
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